2025SS Collectionの新作第3弾、#004 Setta sandal のご紹介です。
雪駄の産地でもある奈良。
004 Setta sandal は、近隣の雪駄メーカーとの協業により生まれました。
伝統的な雪駄は、鼻緒が布地でできていることが多く、ソールの形状が丸みを帯びた長方形になっているものが主流です。
ORIENTALでは、伝統的な雪駄をレザーシューズのブランドとして解釈し、鼻緒はレザーで仕立て、足なり形状のソールを組み合わせた雪駄サンダルを製作しました。古来より変わらない作り方で仕立てた鼻緒は、縫い目が内側に入っており、すっきりとしたフォルムとなっています。
質感の高いレザーにより、モダンで高級感のある仕上がりになっています。
鼻緒には、足あたりの良いイタリア製のソフトカーフを使っています。
インソールにもイタリア製のスエードを使っており、足がインソールの上で滑りにくいようにしています。また足裏にインソールが張り付かない点もスエードを使用したメリットかと思います。デメリットは、レザーサンダル全般に言えることですが、足裏に色移りすることです。
ソールは、ハーフラバーのついたシングルレザーソールとなっています。
サンダルとしては少し重い方にはなりますが、ヒールのついたレザーソールがORIENTALらしいと思い、採用しました。
フィッティングに関して、薄くタイトな設計にしております。
というのも、鼻緒は構造上、着用して伸びていきますので緩みを考慮して薄くしました。
最初は、グイグイと足を入れていく感じで履くことになると思います。
カジュアルな軽装に合わせていただくのも、もちろん良いですが、ジャケットとトラウザーのスタイルにグルカサンダルを合わせるように、クラシックスタイルの中でこのSetta sandal を合わせていくのが、面白いのではないかと考えます。
革靴だけでなく、レザーサンダルも日常になれば とそんなふうに思います。
#004 Setta sandal(R-0004)
Soft calf
Black
US 5.5(23.5)-US9.5(27.5)
¥36,000 +tax (2025年4月18日発売)