


こんにちは。
スタッフ細見です。
今回改めてOrientalの各モデルについて詳しくご紹介させていただきたいと思います。
より魅力的に感じていただけたり、購入の参考になれば幸いです。
第一弾はALBERS(アルバース)をご紹介致します。
グッドイヤー製法を用いてアウトソールはヒドゥンチャネル仕上げ、アッパーにはヨーロッパを中心としたインポートレザーを使用しています。
このモデルに使用されているヨーロピンカーフは国産のものと比較して、キメが細かくしっかりとしたコシがあり
綺麗にシワが入ります。
黒は色味が強く艶やかなので、お手入れをしながら履き込んでいくとしなやかに変化し
ブラッシングだけでも上品な艶が出ます。
茶はバーニッシュカーフを使用しています。
バーニッシュカーフは靴製造段階で仕上げをほとんどしていない、
いわば“素上げ”状態のカーフのことです。
靴として製品になるときに仕上げを施し、色の濃淡やツヤを出しています。
そういった性質からお手入れによって自分だけの一足を育てる楽しみがあります。
ALBERSはオーソドックスなコインローファーのディティールを踏襲しながらも
ショートノーズでスッキリとしたシルエットなのでオン/オフ問わず、
またクラシックな装いからモダンなスタイルまでコーディネートできる万能なモデルです。
使用されている419ラストはショートノーズのローファーラストです。
ボールジョイントは薄めで、捨て寸も短く全体的にタイトめなフィッテイングです。
レースアップのシューズと比較して靴紐で調整できない為、一般的にローファーのフィッティングは
1つサイズを下げることを推奨されることが多いですが、このラストはサイズダウンの必要性は少ないと思います。
購入された方もほとんど同じサイズまたは1つサイズを上げて選ばれています。
参考までに弊社スタッフのラスト別の着用サイズです。
・スタッフA(甲低)
「7965」 7.0
「GINZA」 7.0
「1220」 7.0~7.5
「1204」 7.5
「1216」 7.5
「BIANCO」 7.5
「419」 7.5
「808」 8.0
・スタッフB(甲高・幅広)
「7965」 7.0
「GINZA」 7.0
「1220」 7.0
「1204」 7.0
「1216」 7.0
「BIANCO」 7.0
「419」 7.0
「808」 7.5
【スタッフBの着用レビュー】
7.5の場合:足入れもスムーズでストレスも少ないですが、やや緩めで履き口が笑っています。
履き馴染んだら全体的に緩くなりそうです。
7.0の場合:かなりタイトにフィットしており、やや窮屈感はありますが履き馴染みを考慮すると
このサイズ感の方が良いと思いました。
ちなみに他メーカーの普段の着用サイズですが、NIKE・new balance・converseは26.5cm、
Crockett&JonesやJohn Lobb等イギリス靴はUK7.0、AldenはUS7.0~7.5となります。
皆様いかがでしたでしょうか?
この記事をきっかけに更にOrientalの靴への興味が深まっていただければ幸いです。
その他ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。